フロントエンド開発
開発最前線
ユーザーなどと直接やり取りをする要素のことをフロントエンド、フロントエンドの入力データや指示をもとに、 処理を行って結果を出力する。記録媒体に保存したりする処理をバックエンド処理に渡すというもの。
フロントエンドエンジニアはWebデザイナーが作成したデザインをもとに、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使って Webサイトを構築したり、カスタマイズを行ったりする。
スマホの普及により、近年では子どもから大人まで多くの人がスマホを利用している。 そのため、企業サイトやECサイトもスマホに合わせたUI設計を行い、実装する必要が生まれた。
近年ではモバイル対応のスキルもフロントエンドエンジニアにとって必須のスキルとなっている。
これからもWebサイトやWebアプリケーションは増え続けていくことが予想できるため、それらに関わるフロントエンドの開発の需要が減ることはない。
ただし、新しい技術がどんどん生まれていることから、AIによりフロントエンド開発の一部は自動化される可能性もある。 そのため、フロントエンドエンジニアは日頃から新しい技術を積極的に学ぶことが重要である。
最近は3大フレームワークと言われているが、Angular、Vue、Reactというところが主流になっているかなというところで、 いろいろ筍のようにたくさん出てきていたツールも、ある程度集約されてきたのかなという印象がある。
webpack
ビルドシステムについてもこれも変化がありまして、昔だったら2013年ぐらいにGruntと呼ばれるツールが パラダイムシフトのように出てきたわけである。
webpackとはCSSやJavaScript、画像などWebサイトを構成するあらゆるファイルを1つにまとめるモジュールバンドラーのことである。
webpackを利用して複数ファイルをバンドルすることは以下のような利点がある
- 依存関係の解決 ファイル間の依存関係を解析し1つのファイルとしてまとめてくれる
- リクエストの回数を減らす ファイルを1つにまとめることで通信回数を減らすことができる
- 開発作業の分担がしやすくなる 機能ごとにファイルが分割されていると作業の分担やレビューがしやすくなる
VUEが一強になっている
Vue (発音は /vjuː/ 、 view と同様)はユーザーインターフェイスを構築するためのプログレッシブフレームワークである。 他の一枚板(モノリシック: monolithic)なフレームワークとは異なり、Vue は少しずつ適用していけるように設計されている。 中核となるライブラリは view 層だけに焦点を当てている。そのため、使い始めるのも、他のライブラリや既存のプロジェクトに統合するのも、 とても簡単である。また、モダンなツールやサポートライブラリと併用することで、洗練されたシングルページアプリケーションの開発も可能である。